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「新しい表現にオープンであるということは、自分のアイデンティティになっている」 日本から海外へと活躍の場を広げるアーティストは少なくないが、その中でも近年稀な成功を収めているピアニストが角野隼斗だ。昨年ベースを NY に移してからは、各国でリサイタルを開催。シカゴ交響楽団など著名オーケストラからのラブコールが引きも切らず、この秋には名門レーベルから世界デビューを果たし(日本人としては4人目の快挙)、国際的に注目を集めている。そんな自分の現在地について、角野はこう語る。「世界を舞台にしたいと思ったとき、自分ならではの強みが何なのか考えさせられました。NYにはいろんなジャンルの最先端が集結しているので、やはり何かに突き抜けてスペシャライズしている人が活躍できるんだなということは実感しています。同時に、 クラシック のフィールドにいながら即興をしたり、新しい表現にオープンであるということは、自分の アイデンティティ になっているということも強く感じています」 角野は幼い頃からクラシックに親しみながらジャズもポップスも音ゲーも操り、.

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