数作品だけで終わらなかった、グローバル俳優のパイオニア 「イケオジ」って言葉をよく耳にするけれど、それって外見のことだけじゃない。ハンサムな男性が歳を重ねたら自動的にイケオジなるものに進化する、なんて単純なものではないのだ。ということを、米トーク番組『The Late Show with Stephen Colbert』に出演した 真田広之 の姿を見ていて改めて思った。 9月16日に開催されるアメリカの エミー賞 で、真田さんが総作指揮&主演を務めるドラマ「Shogun 将軍」が、25部門の最多ノミネートという高い評価を受けている。 ディズニープラス で配信されているこのドラマ、会話の70%が日本語で字幕付きという異色のアメリカドラマにも関わらず、配信からわずか6日間で世界で900万回視聴される人気ぶりで社会現象に。劇中で真田さんが演じるのは、徳川家康をモデルにした吉井虎長という架空の戦国武将。この虎長、狡猾だが謙虚で礼儀正しく、まさに「武士」と呼ぶのに相応しい人物。これが真田さんご自身の姿にも重なるのだ。 ※「Shogun 将軍」がハリウッドでヒットした理由を解説。 2003年の『ラストサムラ.