宇多田ヒカルという唯一無二の表現者のステージを盛り上げる1着 流れるような造形美と、レッド、オレンジ、イエロー、ブルーなどが織りなす色彩豊かなパレット。幾重にも重なり、複雑な華やかさと軽やかさが漂うこのステージ衣装の デザイン ・制作を手掛けたのは、デザイナーの宮前義之率いるA-POC ABLE ISSEY MIYAKE チームだ。 そしてその素材開発を担当したのは、人工素材開発、事業を通じて世界平和を希求するスパイバー(Spiber)株式会社の 関山和秀 。もともと慶應義塾大学の先端生命科学研究所でクモ糸の人工合成を研究していた関山は、2007年にスパイバーを設立。クモや自然界の生物が作り出すタンパク質の特性についての研究で培った技術やデータを活用し、世界に先駆けて人工構造タンパク質の量産化技術の確立に成功している。これまでもザ・ノース・フェイス(THE NORTH FACE)、サカイ(SACAI)、ユイマ・ナカザト(YUIMA NAKAZATO)などとのコラボでも話題を集め、日本の繊維産業と最先端のバイオ研究を繋ぐ役割を担っている。 今回スパイバーは、新たなプロテイン繊維「Brewed ProteinTM(ブリュード・プロテインTM)フ�.