featured-image

崩れかけのアイシャドウが織りなす、スモーキーなトーン アイメイク のトレンドについて ランウェイ から読み解くと、濃度に差はあれど、スマッジィに囲まれたグランジなアイメイクが散見された。メイクアップ・アーティストのTamayo Yamamotoさんはこう分析する。「 今季はダークすぎないところが新鮮さのポイント。いわゆる“グランジ”と聞くと黒やダークグレイの印象があると思いますが、 モスキーノ はシルエットは印象的でもスマッジされすぎていない上品さがあったり、 ブルマリン などは、肌なじみのよいソフトなローズやブラウンでじんわりと囲んでいたのが印象的でした 」 幾度となくトレンドとして巡るグランジやスモーキーなルックだが、リアルに落とし込む際のポイントを聞いた。「 アイカラーを選ぶときは、ラメは控えめでシアー発色のものをセレクトして。いきなり色をしっかりのせようとせず、濃度を調整しながらレイヤリングしていくと失敗しにくいはずです。また、眉は何もしないか整える程度に、唇もリップバームで潤いを補うくらいレスすることが、おしゃれに決まる秘訣ですね 」 話を聞いたのは...

...



TAMAYO YAMAMOTO 山本珠世。メイクアップ・アーティスト。2015年に渡英し、 ロンドン で約7年間にわたりコレクションや広告等の現場でスキルを磨く。2022年に帰国。ベースを 東京 に移す。大胆さと緻密さを併せ持ったアプローチを持ち味に、幅広いフィールドで活動。 @tamayoyamamoto 問い合わせ先/アディクション ビューティ 0120-586-683 シスレージャパン 03-5771-6217 THREE 0120-898-003 ※『VOGUE JAPAN』2023年9月号「ミニマム&ボールドで描く、秋のニューメイクアップ」転載記事。 Photo: Jun Yasui Makeup: Tamayo Yamamoto Hair: Waka Adachi Styling: Chie Atsumi Text: Kazuko Moriyama Editor: Toru Mitani.

Back to Beauty Page