1.“初”づくしの革新的なプリンセスストーリー ディズニー は1937年に製作された『白雪姫』以来、シンデレラ、オーロラ姫など昔から親しまれてきた ヨーロッパ の童話を中心に、1990年代以降は『アラジン』のジャスミンやポカホンタスなど世界のプリンセスの物語を アニメ 化してきた。『塔の上のラプンツェル』(2010)の森の中にある塔の上に暮らすヒロイン、ラプンツェルは長さ70フィート(約21メートル)にも及ぶ美しい金髪だが、その髪には傷を癒す特別な力がある。プリンセスが魔法の力を持つという設定は、本作が初めてだ。 ディズニー・アニメーション初の3D作品である本作の制作費は、2億6000万ドル(約310億円)という破格で、アニメーション 映画 としてはフルCGの『ライオン・キング』(2019)と並んで史上最も高額だ。また、ラプンツェルと冒険を繰り広げる大泥棒のフリン・ライダーがナイフで刺されるなど暴力描写が多いことから、誰もが見られるG指定ではなく、ディズニー・アニメーションとして初めて保護者の助言・指導を必要とするPG指定を受けた。 おとぎ話をアニメーション化した作品でタ�.
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