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上品さをともなうソフト・グランジなアイメイクが新鮮 2024-25年秋冬コレクションの ランウェイ で頻繁に見られたのは、スマッジィに囲まれたグランジな要素を携えた アイメイク 。とはいえ、ここ数シーズン打ち出されているクワイエット・ラグジュアリーの流れを汲んで、今季はダークすぎないさじ加減が鍵といえる。 代表的なのは、 グッチ ( GUCCI )のように目もとを囲みながらもスマッジされすぎていない、ラグジュアリーのエッセンスを感じられる上品なアイメイク。目もとを囲むことでスモーキーさを出しているルック以外に、 ルッツ・ヒュエル ( LUTZ HUELLE )の目尻を跳ね上げたウィングアイラインも散見。 デザイン は印象的ながら品良く仕上げているのがポイントだ。 同様にデザイン性に富んでいたのが、目尻のラインを長めに引いて跳ね上げるキャットアイメイクを実践していた モスキーノ ( MOSCHINO )。黒以外に赤いアイラインでグランジムードを演出するルックも見られ、目もとに色をひと差しするなら、引き続き注目を浴びている赤にトライしてみては。 イヴ・サンローラン 輝きを秘めた高発色の黒ライン 繊細なラインから大胆なウィングまで自在に描ける、なめらかでクリーミーな描き心地がクセになる イヴ・サンローラン ( YVES SAINT LAURENT )の アイライナー 。ラスティング力が高く、長時間つけてもにじむことなく美しいラインをキープする。濃密に発色するマットと艶やか仕上げのサテン、そして煌めきを放つクロームの3質感を取り揃え、輝きを放つブラックは目もとにこなれ感をもたらす。 THREE 瞳の印象を高める艶めく黒の極細ライン シアーに煌めくメタリック、鮮やかに色づくサテン、グリッター入りのカラーヴェールの3質感の仕上がりで、瞳の印象を引き出す THREE ( スリー )の新作アイライナー。リキッドの量を調節する機能が搭載され、0.1mmの極細な筆先でなめらかなラインも思いのまま。サテンのようななめらかな艶を秘めた黒はノンパールながら奥行きと深みをプラスし、目もとをモダンにアップデートする。 ヴァレンティノ ビューティ 力強く決まるマット質感の黒 ワンストロークでスムーズにラインを描けるペンシルに、ぼかし用のブラシが付いた ヴァレンティノ ビューティ( VALENTINO BEAUTY)新作アイライナー。素早くまぶたに定着し、耐久性も抜群。乾く前になじませると、 アイシャドウ としても使える。マットとシマーの2質感で全7色を展開。深みのあるマットな質感のブラックは、大胆でパワフルな印象のアイメイクに仕上げたいときにぴったり。 アナ スイ 視線を奪うインパクト大の赤ラインを描く より鮮やかで濃い発色を追求し誕生した アナ スイ ( ANNA SUI )の水系リキッドアイライナーに、高貴で妖艶な印象をもたらすレッドが仲間入り。ワンストロークで色ムラのない艶やかなラインを実現。コシのあるブラシはフィット感も高く、細くも太くも自在にラインを描き分けられる。水系ながらこすれにも強く、ウォータープルーフ力もあるので美しい仕上がりが持続する点も見逃せない。 RMK ナチュラルに深みのある赤ラインをプラス なめらかな描き心地と肌へのフィット感を両立させた RMK ( アールエムケー )のアイペンシルに、大自然の壮大な景色を切り取って色に反映させた新シェードが仲間入り。目もとにラインを引くほか、付属のチップでスマッジしてまぶたを彩ることもでき、仕込みとしても主役としても活躍する。赤土の色彩を表現している赤は彩度がありながらもどこかシックで、赤ライナー初心者に取り入れやすい。 Editor: Manami Ren.

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