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「テクノロジー、 デザイン 、 起業 家精神を学ぶ場所」。2023年に開校した 神山まるごと高専 は、日本で唯一起業家の育成を打ち出した、5年制の私立高等専門学校だ。現在、第一期生と二期生の学生たち約80名(男女比5対5)がここで、「テクノロジー」「デザイン」「起業家精神」を土台としたカリキュラムで学んでいる。同校の発案者であり発起人の一人、そして理事長を務めるのが、名刺をクラウド化して業界に イノベーション を起こした東京のITベンチャーSansanのCEO、寺田親弘だ。寺田と神山の出合いは10年以上前に遡る。過去にシリコンバレー勤務を経験していた寺田は、日本にも面白い町があると聞き、ふらりと神山を訪れた。その際に、シリコンバレーの中核であるスタンフォード大学院出身で、NPO法人グリーンバレー代表の大南信也(神山まるごと高専の発起人の一人)と出会い、2010年に神山にSansanのサテライト オフィス を設置する。 神山まるごと高専のクリエイティブディレクター村山海優は言う。「寺田は、神山とシリコンバレーがよく似ていると感じたといいます。シリコンバレーではアーティストがいる�.

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